結婚を意識しだしたのは
いつから結婚という言葉を意識し始めたのか、はっきりとは覚えてませんが、少なくとも自分の両親を日頃見ていて思っていたことは、「ああ、結婚なんてするもんじゃないなあ」ということでした。本当に。と言いますのも、私の家では父ちゃん母ちゃんの夫婦喧嘩がいつも絶えることがなかった。いつもいつも何かしらでもめておりました。あたかも夫婦喧嘩が夫婦の証みたいになっていましたから、子供たちはたまったものではありませんでしたね。やっぱり、父ちゃん母ちゃんには、喧嘩してほしくありませんでしたから。飯もまずくなるし、笑顔も消える。考えてみれば、結婚と言いますものは凄く大変なことでございまして、なかなか上手く行くことがないように思われます。ちょっとしたことで勘違いしたり、喧嘩したり、実家帰っちゃったり。まあ、他人同士がいっしょに暮らすんですから、これも仕方ないことなんですが。それでも長年連れ添ってきた伴侶には、特別な感情というものがあり、最期の最期で、「おまえと生きてきて楽しかったわい」なんて言えたら素晴らしいですね。